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「Zipper」ご紹介、その2。


本日はいよいよ「Zipper」の核心が詰まった「内臓」をご紹介致しますが、

前回もお伝えしました「皆様への大切なご案内」を再度お伝え致します。

「zipper」のコンセプトにもなっております

「まだバスが聞いたことのない音(ジッパーサウンド)」は、

「これまでにない構造(ジッパーシステム)」によって発生します。

サンプルが完成してから、周囲の釣り人はもちろん、釣りをしない人にも
自由に(傾けたり、回転させたり、慎重に揺らしたり、強く振ったり)
ジッパーサウンドを聞いて内部構造を推理して頂きましたが、
今のところ正解者は1名(他に“ほぼ”正解が2名)だけです。

もし音だけを頼りに『私も内部構造を自分で推理してみたい!』

という方がおられましたら「Zipper」のもうひとつのお楽しみとして、

本日のブログ内容は発売後までご覧にならないようお願い致します。










 




















 


 

お待たせしました!こちらが「Zipper」の内臓です!!

『ジッパーサウンドシステム』

弧を描くように収納されたステンレススプリングの中に
2つのスチールボール。この2つのスチールボールが
ルアーアクション時に前後移動することにより、
これまでになかった「音」と「振動」を発生します。

●まだバスが聞いたことのない「ジッパーサウンド」。

スチールボールがステンレススプリング内を前後に転がることによって
発生する「ジージー」という“ジッパーサウンド”は、
スプリング特有の「ビリビリ」という刺激的な「振動」を伴います。
の“ジッパーサウンドシステム”はルアーが横に倒れた状態でも
変わらず機能する為「Zipper」の基本アクションである

“ヒラウチを伴ったテーブルターン”の最中にも、
常にその音を発生し続けます。

●多彩なサウンドはロッドアクション次第。

プリング内をスチールボールが転がる音と振動、

スプリングの前後エンドにスチールボールが当たる音と振動、

2つのスチールボールがぶつかり合う音と振動。

強めの連続アクショによる
「ジャーッ!ジャーッ!」
「ガチッ!ガチッ!」という挑発的なものから、
繊細なアクションによる
「ビリ…」「ジジ…」という弱々しいものまで、
ロッドアクション次第でこれらの複雑な音と振を、
より多彩に演出することができます。

●重心移動によるロングキャスト。

キャスト時、2つのスチールボールがボディー後方まで移動することにより、

気持ちの良いロングキャストが可能です。

水後、固定されたバランスウエイトの重みにより2つのスチールボールは

ボディー中央(ニュートラル位置)に移動、この着水僅かな瞬間にも

“ジッパーサウンド”がきっちりとアピールします。

また、アクション後に僅かに遅れて前後に移動をし続けるスチールボールと、

それによるボディーの微妙な“揺れ”が、ポーズの間もフィッシュイーター達を

しっかり誘い続けます。


●内臓・カービング・塗装、全てが「ハンドメイド」。


「Zipper」に内蔵されているステンレススプリングは、
このように全て「手巻き」で制作しています。

螺旋の数が少なすぎるとスチールボールの動きが悪くなり、

多すぎるとサウンドが弱くなってしまいます。

何度もテストを繰り返した結果、今回は「33」という螺旋数で統一。

2012年4月のブログにて、内臓の加工に分厚い革のグローブが

必要だったのは、このパーツを制作していた為でした。

巻き上がったまっすぐなスプリング内に2個のスチールボールを入れ、

スプリング両先端の曲げによって蓋をした後、設計通りの角度に湾曲させ、

少し変わった形のプライヤーを使って全てのピッチをひとつずつ

均等になるように揃えてゆきます。


ジッパーは内部構造が少々複雑なため、

4分割されたパー(バルサ3・ハードウッド1)で構成されています。
機械で大きくカットした後、デザインカッターや彫刻刀を使い、

全ての内臓が正しく収納されるように加工して行きます。

最終的にこの3枚のパーツを張り合わせます。中央パーツに全て内臓を、

両サイドのパーツには溝のみの加工を施してります。

ステンレススプリングの両先端は、前後の壁に少し突っ張るように
セットしてあります。これはスプリング特有の「ビリビリ」という振動を
より効率的に発生させる為です。

今回も全てハンドカービングで成形しました。

一度にたくさん作ることは出来ませんが、ひとつひとつ大切に成形します。

※使用しているバルサ材の密度や、手巻きステンレススプリングの

 微妙な張り具合の差により、サウンドには多少の個体差があります。

 音の高低や振動の強弱など、これまでの経験に基づき

 是非自分好みの「Zipper」をお選び下さい。

※キャスト後はシステムのほとんどが水中にある為に、

 釣り人には“ジッパーサウンド”が少々聞こえにくくなりますが、

 水中では大きな「音」と「振動」を発生しています。

ひとつめのテストモデル制作から4年、何度も何度もテストを繰り返し、

ようやく完成した「ジッパーサウンドシステム」を、こうして皆様に
発表できたことを本当に嬉しく思います。

現在、各ショップ様にご連絡をさせて頂いております。
お話が順調に進みましたら、今月中には発売出来ると思いますので、

是非実際に「Zipper」を手に取って、その音を聞いて下さい!

次回からはカラー等の詳細と、テスト中の試行錯誤をご紹介していきます。
併せて、お取り扱いをして頂けるショップ様も(確定次第)順に
こちらでお伝え致しますので、何卒宜しくお願い致します!

シンプルホープ・金谷直樹

 

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