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マリンピア松島水族館。

宮城県にある「マリンピア松島水族館」が、

まもなく(510日)閉館となるそうです。

日本で2番目に古い水族館、私も訪れたことがあります。


日本三景「松島(松島湾)」がすぐ目の前にあり、

東日本大震災による津波で大きな被害を受けつつも、

約1ヶ月後に再開を果たした水族館でしたが、

老朽化の為、88年の歴史に幕を下ろすのだそうです。

子供の頃から水族館が好きな私ですが、
その理由は何故か「恐怖」を伴うドキドキにあります。

この微妙な感情は本当に説明しにくいのですが、

私達とは生活空間の大きく異なる生物やその世界が、

不自然に目前に現れたことによる、根源的な恐怖。

見たいけれど決して踏み入れたくない世界を、

安全な場所から恐々と覗き込む、ちょっと卑怯な感じ。

だから私は極彩色の魚が泳ぐ、明るくて奇麗な水槽よりも、
例えば深海のようにほの暗く演出されている水槽の方が、

曖昧で、恐くて、ゾクゾクして、どうしようもなく好きです。

松島水族館には新しい水族館のような充実の設備はなかったけれど、

館を取り巻く美しい環境や、海辺独特の街並、そして何より、

水族館なるものに私が求める魅力がたくさん詰まっていました。

飼育動物の大半は、今年7月に仙台市に開館する

「仙台うみの杜水族館」というところに移されるようですが、

もう一度、あの水槽でマンボウを見てみたかったなぁ。

「マリンピア松島水族館」ホームページ

http://www.marinepia.co.jp/
 

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