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「Panic」の出発点。

前回は広告のみUPしてしまいましたが、
新作「Panic」の詳細を順にご紹介致します。
まずは「Panic」というルアーの出発点のお話。
あ、ルアーに説明など不要!という方は今回はスルーして下さい(笑)

「直立ペンシルのチカラ」

〜琵琶湖、特に遠浅で広大な湖北での岸釣りにおいて、
直立ペンシル(ミノーペンシル)ほど安定した釣果を得られる
トップウォータープラグは他に無い〜

これは湖北での釣りを30年続けてきた私と仲間達が辿り着いた
ひとつの結論でした。直立ペンシル(ミノーペンシル)といえば、、、
いくつかの名作が浮かびますが、同時に、これだけ様々な
トップウォータープラグが存在する中で、
思いのほか種類が少ないことに気付きます。

浜から50m以上の沖で鮎ボールやハスを水面に追い込む大型のバス、
あるいは水面を意識しながらもサスペンド状態にある群れバスを狙う。
この釣り方において、私がプラグに求める不可欠な要素は、

●多少の風を気にせず、浜から沖のポイントまでしっかり届く遠投性能。
●湖北のクリアな水質でも見切られにくい細身のシルエット。
●基本となるピンポイントでの“おじぎ”アクションから、
 連続トゥイッチによるパニックアクションまで、場所や天候・時間帯、
 また魚の活性に合わせて意図的に変えられる操作性。

これら「釣れる要素」を揃えた「絶対的に信頼の出来るプラグ」が、
琵琶湖をホームとするシンプルホープのラインアップに、
そして何より私自身が、どうしても欲しかったのです。

「ジッパーサウンドシステムの採用」

前作「Zipper」にてご好評を頂きました「ジッパーサウンドシステム」、
実はこのシステムを使ってみたいプラグは他にもいくつかありました。
そのひとつが今回の直立ペンシル(ミノーペンシル)です。
「Panic」のアクションに合わせてシステムのサイズ・形状を変更し、
細身でありながらもアクション毎に水中へとジッパーサウンドが響きます。

もうひとつ、特筆すべきことがあります。
「Panic」は直立タイプでありながら、サウンドシステム内のウエイトが
大きく移動することにより「連続スケートアクション」が可能です。

操作のタイミングやテンポが従来のペンシルとは少しだけ異なる為、
初めは少々“コツ”が必要ですが、ピンポイントの「スローな“縦”」から、
スケートによる「スピードの“横”」という「突然のアクションの変化」
は、
クリアな水質で単調な動きのルアーを見切りがちなバスに効果的です。

十二分な実績のある従来の直立ペンシル(ミノーペンシル)に
ジッパーサウンドと連続スケートアクションという釣れる要素の追加。
「Panic」はシンプルホープ初のペンシルベイトであり、
皆様に自信を持ってお勧め出来るトップウォータープラグです。

紆余曲折のテストモデルや制作行程のことなど、
まだまだお話したいことはあるのですが、ひとまずこれくらいで。
次回(たぶんすぐにアップします)はカラーや発売等に関してのご案内です!
今しばらくお待ち下さいませ。

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