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「Relax」後日談、その1。

新作「Relax」をご予約頂きました皆様、
お手元に届いておりますでしょうか。
ご購入頂きました皆様はもちろん、
シンプルホープのルアーを気になって下さった方々も、
本当にありがとうございます。
制作数を少しずつ増やしてはいるのですが、
今回もご希望のカラー・個数をご準備出来ない
状況になってしまい大変申し訳ございませんでした。

それから、前回のブログで「直接販売」のお話をさせて
頂いたのですが、その後、追加でのご注文をたくさん頂き、
在庫として私の手元に残る分は無くなってしまいそうです、
重ね重ね申し訳ございません!
(お取扱店様に数個程度の在庫がある可能性がございますので、
お探しの方はお手数ですが一度お問い合わせしてみてください)
後日、もしキャンセル等で1個でも2個でも手元に残りそうな時には、
またこちらでご案内の上「直接販売」させて頂きたいと
思っております、宜しくお願い致します。

さて、工房では既に次回作が進行中ですが、
その前に恒例(?)の「後日談」です。

今回も見えない内臓(コパー・ラトルルーム)の制作という、
とっても時間のかかる作業を行なっているのですが、
それ以上に時間がかかったのが「アルミリップ」でした。

昨年1月末の段階で「Relax」はまだこんな状態でした。
ボディーのサイズやフックの位置など、若干迷走中。
写真はダブルフックをマグネットで固定するバージョン。
お腹にはコロラドブレードが付いていますが、
思っていたほど効果的ではなかったので全却下。

ボディー形状を少し修正する度にリップのサイズやフォルムも
ガラッと変わるので、その都度1から作っているような感覚でした。
この辺りから「これ、量産出来るかな…」と不安が募ります(汗)

「出来る作業は可能な限り自分でやりたい」という気持ちと、
「そんなに複雑な形状ではないから…」という安易な考えで
1mm厚のアルミ版を素材に選び、手作業を始めたのですが、
これが考えていたよりずっとずっと大変な作業でした。

罫描きの段階。

穴あけ位置。

あ、既にバラバラになっておりますが、前の写真とこの写真の間に
半泣きのカット作業がありました。カッターを握りしめながら
「せえへん……こんなこともう絶対せえへんでぇっ!」と強く思いましたが、
喉元過ぎればなんとやら、で、またやってしまうかも知れません。
そもそもカッターで行なう作業ではないですよね、
分かってたつもりだったのですが、手作業に1mm厚は強敵でした。

この後も気の遠くなりそうな研磨作業や、
手のひらがどうにかなりそうな手曲げ加工が続き、
もはや行程の写真撮影などする気にもならず(笑)

 

でもその間に、無性に楽しい行程もありまして、
今回初めて取り入れてみた「打刻印」による文字の打刻。

少々の慣れは必要でしたが、イメージ通りになりました。
古くからのトップウォータープラッガーの皆様、
そうです、懐かしい「あのリップ」の感じです。

話が前後しますが、
全ての設定がほぼ確定した最終テストモデルがこちら。

広告にも載せておりましたが、この最終テストモデルでは
本当にたくさんの、そして大きなバス達を釣り上げました。
強度テストも兼ねてわざと乱暴に使っていたこともあり、
実物はもうボロボロです、本当にお疲れ様でした。
ここから少々の調整を行ない、いよいよ実制作に入りました。

後日談はあと少し続くのですが、本日はここまで。
「Relax」を手にして頂きました皆様、
もうすぐやってくる今年のシーズン、
是非フィールドに連れていって下さいね、活躍しますよ〜!

 

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